イーサリアムの実用化例と使い道。ユーザー数の多い5つのdAppsからわかる将来性。

イーサリアムは、厳密には通貨ではなく、分散型アプリケーション(dApps)を開発するプラットフォームです。

ビットコインも1つのdAppsであると言われているように、イーサリアムはブロックチェーンを用いて様々なアプリを開発することができます。多くの方が抱くイーサリアムへの疑問として「実際にイーサリアムで作られたdAppsはどのようなことに活用されるのか?」ということです。

幸いなことにイーサリアムはまだ開発途上の段階ですが、実験的に多くのアプリが作られ、さらには多くの人に利用されています。この記事では、イーサリアムによって作られたdAppsでユーザー数が多い5つを紹介します。適用領域が実に幅広いと理解することができるでしょう。

2018年のイーサリアムの下落の原因

2018年はイーサリアムにとって非常に厳しい一年でした。最高値から90%以上も下落し、仮想通貨市場はクラッシュしました。

しかしイーサリアム開発者にとってはあまり関係はありません。下記が開発状況を表すコミット数ですが、いまだに多くの人が開発に関わりイーサリアムを前進させています。

参考:CryptoMiso

2018年に起きた暴落の最も大きな原因は、ICOプロジェクトの減少にあります。イーサリアムはdAppsのプラットフォームのため、イーサリアム上で新規トークンの発行も可能です。許可制ではなく自由にトークンを作ることができるため、多くの詐欺的プロジェクトがイーサリアムを調達しICOを行いました。

詐欺的に調達されたETHのほとんどは、売却され現金化されたのち、プロジェクトのほとんどが消えて無くなりました。イーサリアムはその煽りを受けて下落を止めることができず、不幸にも価格をつり上げられたと言っても過言ではありません。

下記のリンクにて暴落の3つの原因について詳しく解説しています。

【2019最新】イーサリアム(Ethereum)の暴落の3つの原因と今後の展開を予想

ユーザー数の多いdAppsトップ5

イーサリアムは価格において非常に暗い一年でありながら、多くのdAppsが作られました。ユーザー数が多いものも多く実用化に耐えうるレベルになりつつあります。

しかしながらイーサリアムはまだまだ開発途上ということを忘れてはいけません。大きく分けて4つのアップデートが予定されており、現在はその3つ目です。パフォーマンスの向上が今後より期待されるため適用領域は広がることが予測できます。

1. IDEX(取引所)667人/日

IDEXは分散型取引所です。簡単に言うと仮想通貨取引所を、ブロックチェーンの仕組みに乗せる仕組みです。

中央集権の取引所は、中央サーバーで取引に不正がないか監視しています。分散型取引所は、取引記録をブロックチェーンに記録することで不正が起きないようにしています。管理コストが少ないので、取引手数料などが抑えられるメリットがあります。

2. ForkDelta(取引所)607人/日

フォークデルタ(Fork Delta)も分散型取引所の1つです。もともとEtherDeltaと言う取引所ですが、その取引所からフォークして作られました。

3. My Crypto Heros(ゲーム)534人/日

My Crypto HerosはよくあるRPGですが、遊ぶことでEtherが手に入ります。イーサリアムはゲームと非常に親和性が高いです。その理由は、ゲーム内の通貨などを中央の管理者なしに取引などを行えるからです。ゲームの中の経済がリアルマネーへと自然につなぐことが可能です。

4. Etheremon(ゲーム)493人/日

イーサエモンもイーサリアムを用いたゲームです。ゲームをプレイすることで通貨を入手することができます。今までのゲームは、いくら頑張ったとしてもお金にはなりません。イーサリアムプラットフォームを用いると、価値ある通貨での取引をゲーム上に乗せることができます。将来はゲーム内の経済が、実際の経済と交わることが当たり前になるかもしれません。

5. BlockChain Cuties(ゲーム)422人/日

BlockChain Cutiesは、猫の育成ゲームです。過去にCrypto Kittiesが大流行しましたが、その一種だと思っていただいて問題ないです。イーサリアムはやはりゲームとの親和性が非常に高いです。

CryptoKittiesについては、下記のリンクで詳しく遊びかたを解説しています。

イーサリアムで猫育成ゲーム?CryptoKittiesの遊び方を解説

現在は、開発費も限られた中での実験的なプロジェクトが多いですが、将来的にはSteamなどで大規模なゲームが開発されるかもしれません。

まとめ

イーサリアムを利用したユーザー数が多いプロジェクトを5つ紹介しました。

このリストからわかることは、イーサリアムは取引所やゲームとの親和性が高いことです。今後より性能が向上していけば、より広く活用されることが期待できます。

またイーサリアムの活用分野は、取引所やゲームに限った話ではありません。下記のリンクでdAppsのリストを見ることができますが、ストレージやパスワードの管理など様々な領域で活用されていることがわかります。

参考 List of ETH DAppsDAPPS RADDER

またイーサリアムは、今後のアップデートでパフォーマンスの向上が期待できます。より処理速度か高まれば、企業などの活用も進んでいくと考えられます。

 

 

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