イーサリアムの最終形セレニティで何が変わるのか?価格への影響

イーサリアム(ethereum)は、過去何度もアップデートを行いながらより使いやすい形に進化を遂げてきました。

そんなイーサリアムも2018年に最後のアップデート「セレニティ」を予定しています。

このセレニティで一体何が変わるのかを徹底解説します。

クリトピさん

予定ではセレニティは最後のアップデート。価格にも大きく影響を及ぼすと考えられます!

イーサリアムの仕組みに関して知りたい方は下記リンクで解説しています。

【図解】誰でもわかるイーサリアムの仕組み。スマートコントラクトを徹底解説

イーサリアムのアップデートの歴史

セレニティで何が変わるのかを解説する前に、過去イーサリアムがどのようなアップデートをたどってきたのでしょうか?

アップデートは下記の通り行われてきました。

 時期概要
フロンティア2015年7月技術者向けのテスト版
ホームステッド2016年3月フロンティアの安定版。多くの企業が参入できるよう変更
メトロポリス2017年10月パフォーマンス改善、プライバシー強化、マイニング報酬の適正化等
セレニティ2018年〜予定

セレニティは最終アップデートとして2018年に予定されています。

イーサリアムがようやく、様々な問題を解決した完成形として世の中にローンチされることとなります。

セレニティで何が変わるのか?

セレニティで一体何が変更されるのでしょうか。

下記がEthereumの公式の開発者のブログEthereum.orgの文章を和訳したものです。

リリースステップ4:セレニティ

議論することが残っているのは1つだけです。プルーフオブワークでは、無駄に電力を消費し、イーサネットワークにとって非効率的です。私たちのソフトウェアで必要以上に、大気を暖かくしないことが大切です。これには、アルゴリズムの修正が必要です。プルーフオブステークが予定されています。

ネットワークを、プルーフオブワークからプルーフオブステークに切り替えるには、FrontierとHomesteadの間の移行プロセスと同じように、実質的な切り替えが必要になります。同様のロールバック手段が必要になるかもしれませんが、より洗練されたメカニズムがすべて導入される可能性もあります。(例えば Proof of Workを支配的に機能させ、両方のメカニズムを一緒に実行し、Stakeの証拠が異なる出力を出す場合にはフラグを立てるなどです。)

これは遠い道のりですが、仕事は進行中です。

プルーフオブワークは、他のすべてを除いて最悪のシステムであり、コンピューティングパワーの残酷な浪費です。その制約から解放されたネットワークは、新規参入者がより速く、より効率的に、参加することができ、またより簡単にマイニングカルテライゼーションに抵抗するようにすべきである。これは、スマートコントラクトをブロックに入れれば入れるほど大きく進歩するでしょう。

参照元:The Ethereum Launch Process

つまり、「現在のイーサリアムのコンセンサスアルゴリズムで使用されているプルーフオブワーク(PoW)」を、プルーフオブステーク(PoS)に移行することが変更点となります。

ビットコインなどに用いられているプルーフオブワーク(PoW)が、電力を消費するだけの非常に無駄な方法であると批判している点が印象的です。

イーサリアムの開発者「ヴィタリック・ブテリン」氏はより効率的な方法としてプルーフオブステーク(PoS)への移行を目指していることがわかります。

クリトピさん

私もこの点に関しては同意です。「プルーフオブワークは電気代が後ろ盾にあるので価値が担保される」という意見をよく目にしますが、イーサリアムの性質を考えた場合はPoS移行は必須と考えます。

Casper(キャスパー):イーサリアムのPoSアルゴリズム

イーサリアムにおける「プルーフオブステーク」アルゴリズムは、キャスパー(Casper)と呼ばれ、現在開発が進められています。

まずはETHの発行はPoWで行い、ブロックの承認はPoSアルゴリズムで行うハイブリット方式からスタートします。

ハイブリッドキャスパーFFGと呼ばれα版がテストされている最中です。

このハイブリットアルゴリズムは一時的なもので、最終的にはプルーフオブステーク (PoS)に移行されます。

セレニティでのスケーラビリティ問題の解決

セレニティへの移行で解決しようと思っている問題の一つに「スケーラビリティ問題」の解決があります。

スケーラビリティ問題とは、取引量が増加した際の送金詰まり問題のことです。

イーサリアム財団はスケーラビリティ問題を二つの方法を組み合わせることで解決しようとしています。二つの解決方法は下記の通りです。

  1. Sharding Method(シャーディング方法)
    ブロック承認を並列で行う。シングルコアからマルチコアになるとイメージです。
    例えばブロックA、B、Cがあった場合、同時に承認を行うためにマイナーを3分割します。並行して行うにはマイナーを分割する

    ブロックA → マイナーグループA
    ブロックB → マイナーグループB
    ブロックC → マイナーグループC

    この際に、素早く適切にマイナーを分割しなくてはいけません。プルーフオブワークではハッシュパワーを均等に分ける必要がありますが、理論上それは不可能です。プルーフオブステークであれば、マイナーの分割も最適化可能です。プルーフオブステークに移行する理由は、スケーラビリティ問題を解決するためでもあります。

  2. Layer2 Method
    ブロックチェーンの外側(オフチェーン)で取引を行う。ビットコインのライトニングネットワークの解決策がこの方法に該当します。

二つの解決方法に関して詳しくは下記のリンクで解説しています。

イーサリアムのスケーラビリティ問題解決の2つの方法とは?

セレニティのアップデート時期は?

イーサリアムのセレニティへのアップデート時期は、公式からは明言されていません。

現状はスケーラビリティ問題を解決しようと開発が進められている段階です。しかし過去のアップデートに時期からある程度、推測することは可能です。

過去のアップデートがおよそ6〜12ヶ月の間で行われています。最新のアップデート(メトロポリス)が2017年10月に行われたことを考慮すると、おおよそ2018年4月〜10月あたりまでに行われると考えられます。

あくまで推測ですが、2018年はイーサリアムにとって重要な年となりそうです。

私はセレニティ移行での価格への影響はかなりポジティブだと考えています。なぜならスケーラビリティ問題が解決され決済スピードがかなり高まると考えれれるからです。

セレニティ移行で実用化が進めば、需要とともに価格にも良い影響を与えると考えています。

セレニティで価格は上がる?

最終アップデートのセレニティでETHの価格は上がるのでしょうか?

過去のアップデートでどのような値動きをしていたかを見ることで予測することができます。

2016年3月ホームステッドでの値動き

ホームステッドへのアップデートで価格はかなり上昇したことがわかります。アップデートに向かって2~3倍近くになっていることがわかります。

この原因としては、ホームステッドのアップデートで多くの企業が参入してきたことが挙げられます。しかし上昇後は、緩やかに下落が続いていることがわかります。

2017年10月メトロポリスでの値動き

次はメトロポリスでの値動きです。メトロポリスのアップデートでは目立った動きがないことがわかります。

若干の上昇がありますが、アップデート後に緩やかに下落しています。

上記のアップデートの値動きから、セレニティへのアップデートでの値動きを予想すると、アップデート前は価格上昇しやすい傾向にありますが、アップデート完了後には緩やかに下落していくと予想できます。

アップデート直前付近が売り時と言えそうです。

イーサリアムを安く買える取引所は?

QUOINEX登録方法・使い方QUOINEX公式サイト

イーサリアムを安く購入するならQUOINEXがおすすめです。QUOINEX公式サイトで登録可能です。

下記がbitFlyerとQUOINEXの価格の比較ですが、QUOINEXの方が2000円近くやすいことがわかります。

QUOINEX登録方法・使い方QUOINEX公式サイト

クリトピさん

イーサリアムを圧倒的に安く購入できるのはQUOINEXです。

下記で安く買える取引所をランキングしていますので参考にしていただければと思います。

イーサリアム(Ethereum)を日本円で安く買える仮想通貨取引所は?おすすめランキング!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください