【2019年】仮想通貨と法定通貨、株式、企業、金、銀の時価総額を比較!

「仮想通貨の時価総額」「法定通貨や株式等の時価総額」と比較して規模はどの程度なのでしょうか?

この記事では、ランキング形式で、「現在の仮想通貨の時価総額」が法定通貨や株式、金(ゴールド)や個人資産等と比較して何位程度なのか解説します。

クリトピさん

他の領域の時価総額を知ると仮想通貨のこれからの伸び代が見通せます!長らく時価総額の低迷が続いていますが、どの程度の順位なのでしょうか?

時価総額を比較する対象は?

「仮想通貨の時価総額」と比較する対象は下記の6つとします。

  1. 仮想通貨
  2. 法定通貨
  3. 金・銀
  4. 企業
  5. 個人資産

上記6種類の時価総額を算出して比較することで仮想通貨市場を俯瞰で見ることができます

時価総額ランキング(大分類)

時価総額のランキング(大分類)を発表します。

このランキングは「大まかに分類した単位での時価総額」を対象としランキングにしています。例えば株に関しても、グローバルな株式全体の時価総額を比較対象とします。

ランク分類時価総額
1位法定通貨9900兆円
2位株式市場8000兆円
3位金(ゴールド)850兆円
4位仮想通貨全体30兆円
※2019年7月現在
5位銀(シルバー)1.5兆円
※法定通貨の9900兆円の内4000兆円がnarrow money

仮想通貨市場がいかに「とても小さい」かが理解できます。金(ゴールド)の時価総額よりも圧倒的に低いです。金(ゴールド)の貯蔵機能の一部をビットコインが代替するとまで言われていますから、時価総額としてはまだまだ伸び代があると言えそうです。

2018年1月のバブル絶頂期は60兆円の時価総額を突破したこともありましたが、現在では30兆円付近を推移しています。バブル崩壊によって一時期は15兆円近くまで、小さかった時価総額ですが現在は回復しつつあります。

時価総額ランキング(小分類)

次は時価総額ランキング(小分類)です。

こちらのランキングは、大分類のランクよりも細分化してランキングしています。例えば株式もアメリカ、日本、ユーロに分けてランキングします。また企業や個人投資家もランキング対象としています。仮想通貨に関しては、銘柄別でランキングし赤字で記載しています。

ランキング対象時価総額カテゴリ
1位米株式4000兆円株式
2位米ドル1800兆円法定通貨
3位ユーロ1300兆円法定通貨
4位日本円1200兆円法定通貨
5位ゴールド850兆円商品
6位ユーロ株式620兆円株式
7位日本株式540兆円株式
8位Apple90兆円企業
9位Google80兆円企業
10位マイクロソフト72兆円企業
11位Amazon61兆円企業
12位Facebook56兆円企業
13位仮想通貨全体30兆円仮想通貨
14位ビットコイン20兆円仮想通貨
15位トヨタ17兆円企業
16位ビル・ゲイツ8.7兆円個人
17位ジェフベゾス8.5兆円個人
18位ウォーレンバフェット8.2兆円個人
19位ザッカーバーグ8兆円個人
20位イーサリアム2兆円仮想通貨
21位銀(シルバー)1.5兆円商品
22位リップル1.4兆円仮想通貨

棒グラフにすると下記のようになります。仮想通貨全体の時価総額を持ってしても、株式などと比較すると微々たるものだと理解できます。

時価総額の算出方法

時価総額を算出するのに使用したデータを下記に記載します。データの取得時期によって、ばらつきはあるものの、仮想通貨との時価総額の比較においては、問題とならない誤差の範囲に抑えられていると考えています。

1. 法定通貨の算出方法

総務省統計局が発表した2016年の各国マネーストックより抜粋します。

総務省 世界の統計2017PDF

2. 株式・個人資産の算出方法

下記のサイトから算出しています。

All of the World’s Money and Markets in One Visualization

3. 仮想通貨の算出方法

coinmarketcap.comでのデータを参考に「1ドル=110円」で計算を行なっています。時価総額の取得時期は2018年の1月30日時点としています。

4. 企業の時価総額の算出方法

World Stock Market Capのデータを参考に「1ドル=110円」で計算を行なっています。

仮想通貨はバブルなのか?

この時価総額を見る限り、仮想通貨はまだまだ伸びしろがありバブルだとは言えないです。仮想通貨、及びブロックチェーンのテクノロジーの将来性は非常に高いと私は考えています。

仮想通貨を支えるテクノロジーは世に言う破壊的イノベーションです。破壊的イノベーションはwikipediaによると下記の通りです。

破壊的技術とは、従来の価値基準の下では従来製品よりも性能を低下させるが、新しい異なる価値基準のもとでいくつかの優れた特長を持つ新技術のことである。

(引用)Wikipedia:破壊的技術

例えばiPhoneなども、従来の価値基準(ガラケー)では評価は低いが、新しい価値基準では評価される技術のことを言います。仮想通貨も金融の古いシステムを良い意味で破壊する技術だと私は考えています。

ネガティブなニュースも多く短期的には値下がりを繰り返しますが、長期的に見れば成長していくと考えていますし、各国が規制に乗り出し健全な市場が作られれば、より大きな時価総額となっていくと予想します。

特に「ビットコイン」と「イーサリアム」については、長期的に見て大きく成長を遂げると考えています。下記のリンクでその根拠を説明しています。

私がおすすめしたい仮想通貨取引所

GMOコインは2019年に入り大注目の取引所です。2019年1月に「取引所形式」で購入できる通貨を下記の通り4種類追加しました。

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これだけの通貨を「取引所形式」で購入できる国内取引所は他にありません。これを機に大手企業のGMOグループの取引所で仮想通貨の売買を初めてみてはいかがでしょうか?


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