ナスダックがビットコイン先物を2019年第1四半期に上場を検討中。価格への影響を分析

長期的な下落トレンドにあるビットコイン市場ですが、驚くべきことにナスダックがビットコイン先物上場を検討中だというニュースがとびこみました。

この記事では、ナスダックにビットコイン先物が上場することが与える市場への影響について分析するとともに、ETF認可へ与える影響についても分析していきます。

ナスダック(NASDAQ)のビットコイン先物上場へのインパクト

ナスダックへのビットコイン先物上場が大きく報道されていますが、市場にとってポジティブなニュースなのでしょうか?

ビットコインは1年前に、すでにCBOECMEなど世界最大規模の先物取引所に上場を果たしていますし、そこまで影響がないのではと考える人もいるかと思います。その意見も間違ってはいませんが、下記のような影響が「期待される」ため、市場がポジティブに反応していると考えられます。

  1. ナスダックに上場するビットコイン先物は、「差金決済」ではなく「現物決済」の可能性がある
  2. ビットコインETFを申請中のVanEck社の戦略部ディレクター「ガボール・ギャバックス氏」がナスダックと提携を結んだため、ETF申請に向けての準備だと期待されている
  3. ニューヨーク証券取引所を傘下に持つICEBakkdと呼ばれる現物決済サービスを同時期(第一四半期)に提供予定

上記4つが原因で市場がポジティブに動いていると考えられます。一つずつ詳細に解説していきます。

❶ ナスダックに上場するビットコイン先物は、差金決済ではなく現物決済の可能性がある

ナスダックへ上場するビットコイン先物は現物決済の可能性が期待されています。

先んじてビットコインは、CMECBOEに上場を果たしていますが、どれも「差金決済」です。

差金決済について簡単に説明すると、「買う権利」と「売る権利」をUSドルで売買し、権利行使日にはポジションが清算される決済です。

例をあげると、来月の決算日に、「ビットコインを1,000ドルで購入する権利」をドルで売買するわけです。もしビットコインが2,000ドルになれば1,000ドルの儲けを受け取れます。

ここで注意したいのは、取引をする投資家はビットコイン現物を持っていないということです。

現物を持たないということは、価格上昇にはつながりません。売買する取引数は増えるため流動性には寄与しますが、価格に与える影響は限定的です。

イーサリアムのCBOE上場への影響についても限定的だと解説しています。

イーサリアムの先物「CBOE」が価格に及ぼす影響は?価格は上がる?

しかし、ナスダックのビットコイン先物は「現物決済」なのではないかと期待されています。

ナスダックは、ウィンクルボス兄弟が運営するGeminiとも技術提携を結びましたし、かなり仮想通貨に対して好意的です。期待せずにはいられないのも理解できます。

❷ ビットコインETFを申請中のVanEck社とナスダックが提携を結んだため、ETF申請に向けての準備だと期待されている

ナスダックはビットコインETFを申請中のVanEck社と提携を結んでいます。VanEck社が管理下におく資産は470億ドルとされており、5兆円近くを運用するファンドです。

ETFとは、バケットの中にさまざまな資産を混ぜ合わせた商品のことです。ETFに組み込まれることによって、さまざまな商品になる活路が開けるわけです。

ちなみに金(ゴールド)がETFに組み込まれた際は、金の価格が大きく上昇しました。

海外掲示板では、ビットコインのチャートとゴールドのETF承認前後のチャートが似ていると話題になっています。

これだけ期待されているの頷けます。

❸ ニューヨーク消化取引所を傘下に持つICEが「Bakkd」と呼ばれる現物決済サービスを同時期(第一四半期)に提供予定

ナスダック(NASDAQ)のビットコイン先物上場と同時期に「Bakkd」が提供される予定です。

このBakkdは現物決済サービスで、簡単に言うとビットコインをBakkdに預けておけば、店頭決済が可能になるサービスです。ローンチ時のパートナーとして、なんとスターバックスが名を連ねています。

このシステムは、現物をベースにしています。例えば、Bakkdに預けたビットコインでスタバでカフェラテを購入したら、スターバックスは「ビットコインで」支払いを受け取ります。

受け取ったビットコインをUSドルに両替するのは、その翌日になされます。つまり、ビットコイン現物を保持するニーズがあるわけです。さまざまな企業が参入を表明すれば、それだけビットコインの価格にポジティブに働きます。

インフルエンサーもかなり大きなニュースとして伝えています。

ビットコインの現在の価格

長らく下落基調が続いていましたが、このニュースを受けて大きく反転しています。

長期下落トレンドを抜け出るかは今後注目すべきですが、相場の転換が意識され始めていますから絶好の買い場であると言えそうです。

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まとめ

以上のように、ビットコインにとっては久々に明るいニュースと言えそうです。

日本は実用という面では、明らかにアメリカに先を越されてしまっているわけですが、先日ICOの規制の話題がありましたが、より包括的な準備を整える必要がありそうです。

先ほども言いました通りナスダックも「Bakkd」のICEも、例えるなら日本の東京証券取引所が、決済サービスを開発しているようなものです。

日本はイノベーションに対して、官民が一体となって推進しなければ、インターネット革命同様アメリカの灰燼に帰すことになるでしょう。

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