仮想通貨市場は、長期的に低迷していますが、国内取引所の口座数は順調に伸びているのでしょうか?
この記事では、2019年1月の最新のデータを参考にしながら、登録口座数でランキングします。なお参考にしているデータは決算発表時に公開されているものや、新規口座開設数のプレスリリースなどを参考にしながら記載します。
目次
口座数1位「ビットフライヤー」
口座数 200万口座以上
口座開設数が圧倒的に多いのはやはり「ビットフライヤー」です。
仮想通貨取引所のパイオニアとして、早くからテレビCMをはじめ、顧客獲得に積極的な取引所でした。
2017年末にかけての仮想通貨バブルに乗じて、多くの顧客を獲得し、2018年3月頃にすでに200万口座を達成しています。ただし、現在は新規口座の開設を停止しています。
この数字はかなり驚異的です。下の画像は証券会社の口座開設者数です。
証券会社の口座開設数と比較しても、かなり上位に位置していることがわかるかと思います。みずほ証券よりも口座数は多いです。バブル相場になるのもうなずけます。
口座数2位 コインチェック
口座開設数200万
コインチェックは、盗難事件を起こすまで、ビットフライヤーと並ぶ2大取引所でした。ビットフライヤーと同様にテレビCMを行いかなりの顧客を集めたと考えられます。
現在は、コインチェックはマネックスグループに買収され、業務改善が進み営業を再開しています。
口座数3位 Liquid by Quoine
推定75-125万口座
コインチェックが業務停止をした後に、飛ぶ鳥を落とす勢いで口座を集めたのはLiquidです。
Liquidの魅力は100%コールドウォレット管理で、安全性が非常に高いです。コインチェックの盗難事件後に、ユーザーのセキュリティ意識が高まり口座数を集めたと考えられます。
ビットコインの現物取引高は国内1位となっていることから、おおよそビットフライヤーに並ぶ口座数だと推定されます。私が1番気に入っている取引所でもあります。
下記にて仮想通貨の取引高の多い取引所について解説しています。

口座数4位 ビットバンク
推定75-125万口座
ビットバンクは、優れたチャートツールを備えた仮想通貨取引所です。また顧客資産を100%コールドウォレットで管理しています。
こちらも、コインチェックの盗難事件後に、多くのユーザーが移ってきました。
リップル(XRP)を取り扱っている珍しい取引所のため、リップルを買いたい人はオススメの取引所です。
ちなみにリップルの取引高はビットバンクが国内No1です。
口座数5位 フィスコ(Fisco)※旧ザイフ(Zaif)
73万口座
フィスコは、仮想通貨取引所のザイフから事業譲渡されました取引所です。
ザイフもハッキング事件を起こしたため、フィスコが事業を丸ごと買い取った形になります。そのためZAIFの顧客の全てがフィスコに移管したことになります。移管の際に公開された口座数は「73万口座」です。
ザイフもテレビCMを行なったこともあり、かなりのユーザー数を抱えています。
5位以下の取引所については、口座数にそこまで差がないと考えられます。以下5位以下の取引所の詳細です。
ビットポイン(BITPOINT)
推定10-30万口座
ビットポイントは、最近、取引のしやすさから、多くのブログ等で紹介されています。取引高から推察するにおそらく10-30万程度の口座数かと思われます。
GMOコイン
17-25万口座
GMOコインは決算説明会で17万口座に到達したと発表がありました。数ヶ月経っていますから、おそらく多少増えているかとは思いますが、17-25万口座程度かと思われます。
DMMビットコイン
17-25万口座
DMMビットコインは、GMOコインとほぼ同時期に取引所サービスを始めています。DMMもGMOも似たようなサービスを展開しています。(取引手数料や取扱通貨、販売形式がほぼ同じ)
そのため口座数は公開されていませんが、GMOコインと同程度だと考えられます。
まとめ
まとめると各取引所ごとの口座開設者数は下記の通りです。
![]() 公式HP | |
![]() 公式HP | |
![]() 公式HP | |
![]() 公式HP | |
![]() | |
![]() 公式HP | |
![]() 公式HP | |
![]() 公式HP |
口座数が全てではないですが、人気かどうかを見る指標にはなるかと思います。
上記取引所の中で、現在はビットフライヤーもコインチェックも新規口座開設が停止しています。そのため、Liquidかビットバンクで口座開設をすることをお勧めします。
コメントを残す