【最新】イーサリアム(Ethereum)の暴落の3つの原因と今後の展開を予想

2018年11月19日にイーサリアム(Ethereum)は、大きく価格を下げ一時1万7000円代に到達するなど混乱を極めています。

イーサリアムはバブルの最盛期には、15万円をつけていたことを考えると、90%近く下落しており、個人投資家にとっては相当苦しい状況が続いています。

この記事では、2019年に控えるアップデート「コンスタンティノープル」の状況や、直近のICO件数などに着目し、イーサリアムの今後の展開を予想します。

イーサリアム(ETH)の下落のきっかけ

イーサリアムは2018年9月にも、大きな暴落を起こしています。下落トレンドは数週間続きました。

下記の記事にて詳しく解説しています。

【9月最新】イーサリアム(ETH)暴落の3つの原因 | 最安値更新の理由

簡単に9月の暴落の概要を説明すると、32,000円付近を推移していたETHが、4日間で10,000円近く値を下げ2万円近くまで暴落しました。

その暴落から約2ヶ月経った現在ですが、いまだに上記暴落の原因を払拭できるほどの材料がない状況です。そんな中さらなる悪材料に見舞われました。

それは、ビットコインキャッシュ(BCH)の分裂騒動です。イーサリアムはさらなる下落に見舞われ一時17,000円を付近まで下落し年初来安値を更新しています。

この下落の原因について、解説していきます。

イーサリアム(ETH)暴落の3つの原因

9月に起きた暴落の原因と、被る部分もありますが、今回の下落の原因をまとめると大きく4つあると考えています。

原因1. ビットコインキャッシュ(BCH)の分裂騒動

ビットコインキャッシュが、BCH ABCとBCH SVに分裂する騒動がいまだに収束しません。

ビットコインキャッシュは、コミュニティ主導で開発を行っている通貨です。コミュニティでは、様々なアイデアが提案されますが、もし意見が割れた場合は、分裂する可能性を秘めています。

中央集権的な企業であれば、意見が割れた場合は、社長(CEO)に従うことで意見を統一しますが、コミュニティ主導型の通貨はまとめる方法がありません。

考え方を支持する人、そうでない人で固まりコミュニティ分裂する恐れがあります。

このような、コミュニティ主導型の通貨は、極めて民主的で活発な議論がなされることがメリットな一方で、分裂可能性という拭いきれない弊害も存在します。

イーサリアムも、ビットコインキャッシュと同じコミュニティ主導型の通貨です。投資家全体が、コミュニティ主導で開発を進める通貨に対して不信感を持ち始めており、これがイーサリアムの売り圧力となっています。

MEMO
リップル(XRP)が、あまり下落していない要因は、リップルは中央集権的なモデルを採用しており分裂する可能性がほぼ無いため、リスクオフとしてリップルに買いが集まっていると考えられます。

原因2. ICO需要の激減

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11月19日にコインテレグラフで下記のニュースが掲載されました。

参考 第3四半期のICOは「全体的に絶望的」=ICO調査レポートコインテレグラフ

イーサリアムは分散型アプリのプラットフォームとして開発されており、ICOを行う際の80%以上がイーサリアムベースでトークンが作られています。

つまり、ICOの数が激減してる事は、直接的なETH需要の減少と捉えることができるため、投資家からの失望売りが始まっていると言えます。

なぜICO件数が減っているのかは、上記記事に詳しく書いていますが、簡単に言うと規制当局の取り締まり強化が挙げられます。

しかし、この規制はイーサリアムにとってはポジティブです。詐欺的プロジェクトによって調達された資金の多くはすぐに現金化されるためETHの価値を毀損しています。

長期的に見ればポジティブな規制も、短期で見ればかなりネガティヴです。投資家の失望は避けられません。

原因3. コンスタンティノープルの延期

「スケジュール icon」の画像検索結果

イーサリアムの次期アップデートコンスタンティノープルが2019年1月に延期されました。

イーサリアムのコンスタンティノープルが2019年早期に延期の経緯

このコンスタンティノープルには重要なアップデート項目としてEIP1234という、マイニング報酬の減額(3ETH→3ETH)と、ディフィカルティボムの追加が予定されています。

イーサリアムのコンスタンティノープルとは何か?わかりやすく解説

このEIP1234の目的は、ETHのインフレ率を抑制し、価格を安定化させることを目的としています。

このアップデートによって影響されると考えられるのは下記の2点です。

  1. 短期的には、マイナーの売り圧が高まる。採算が合わなくなったマイナーが手仕舞いのためにETHを売却する
  2. 長期的には、ETHのインフレ率が抑制され、価格の安定につながる

つまり、イーサリアムのマイナーは来年の1月に予定されているアップデートに向けて、手仕舞いの準備をしている最中に、ビットコインキャッシュの分裂騒動でのETHの価格が下落が、さらにマイナーを追い込む状況となっています。

長期的にはインフレ率を抑える価格にはポジティブなアップデートですが、状況としてはかなり悪いと言えます。

まとめ

11月のイーサリアムの暴落について3つの原因を解説しました。まとめると下記の通りです。

  1. ビットコインキャッシュ(BCH)の分裂騒動
    コミュニティ主導の通貨に対して投資家がリスクオフの動きをしている
  2. ICO需要の激減
  3. コンスタンティノープルの延期

イーサリアムにとっては、これだけの悪材料がありますから非常に厳しい状況と言えそうです。

しかしながら、イーサリアムの創業者のVitarik氏は日本経済新聞のインタビューにて、下記のように語っています。

「仮想通貨は法定通貨と(競合するのではなく)共存する」との見方を示した。仮想通貨の価格下落に伴って強まっているブロックチェーン全般についての懐疑論に対しては「既に実用価値を生み出している」と実効性に自信をみせた。

仮想通貨「法定通貨と共存」 イーサリアム創設者

これからイーサリアムから実用性のあるプロジェクトが増えていけば、ETHの価値も自ずと高まると考えています。イーサリアムのキラーアプリの開発に期待したいところです。

また2018年11月30日にEthereum1.xという新たなアップデートが提案されました。ワールドコンピューターに向けて着々と技術は進展しています。投資家にとっては辛い時期ですが、2019年以降のイーサリアムの展望は非常に明るいです。

イーサリアム1.x(Ethereum1.x)とは何か? 4つのアップデート提案について解説

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