仮想通貨の発行枚数を主要な通貨でまとめてみた。BTCと同じ発行枚数ならいくら?【2019年最新】

仮想通貨の発行枚数は、それぞれの通貨ごとに決まっています。たくさんの枚数が発行されていれば、その分価格は安くなりますし、あまり発行されない通貨は、価格が高くなる傾向にあります。

この記事では、主要な仮想通貨の発行枚数を比較します。また仮に他の通貨が、ビットコイン同様の発行枚数だった場合、価格はいくらになるのかを見ていくことで理論価格を分析します。

各通貨の発行上限と発行済み枚数

仮想通貨発行上限枚数発行済み枚数
ビットコイン(BTC)2100万BTC1700万BTC
イーサリアム(ETH)PoWでは1億1500万ETH9700万ETH
リップル(XRP)1000億XRP1000億XRP
※全て発行済み
ビットコインキャッシュ(BCH)2100万BCH1700万BCH
ライトコイン(LTC)8400万LTC6000万LTC

時価総額の上位5つの発行枚数についてまとめました。

ビットコイン(BTC)は、2100万BTCが上限として定められており、現在80%近くが発行されています。マイニングによって毎日発行されており発行上限に近づくにつれて、採掘量が減少します。

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イーサリアム(ETH)は、プルーフオブワークで発行される数量は1億1500万ETH付近とアナウンスされており、それ以降はPoSにより新規発行されます。

そのため、イーサリアムは発行上限がないため、インフレが激しいと思われがちですが、実はBTCと同程度にインフレ率を調整するとアナウンスされています。

続いてリップル(XRP)ですが、1000億枚がすでに発行済みで、それ以上発行されることはありません。また徐々にXRPは手数料として使われた分は消失していく設計になっています。

ビットコインキャッシュ(BCH)は、ビットコインのフォークコインのため、ビットコインと状況はほぼ同じと考えて良いです。

ライトコイン(LTC)は、ビットコインより手軽に使える通貨として設計されており、発行上限はビットコインの4倍の8400万LTCとなっています。

ビットコインと同じ発行上限(発行枚数)とした場合の価格

ご紹介させていただいたように、仮想通貨はそれぞれ発行上限や発行枚数が異なります。

通貨(トークン)の価格は、一般的には枚数が少ないほど価格が高く、枚数が多いほど価格が低くなる傾向にあります。

アダム・スミスの「見えざる手」に書かれているように、需要と供給のバランスで価格は決まります。発行数量が少ないことは、供給が少ないことを意味しますから、価格の均衡点は上昇します。(それ以上に需要が少なければ価格は下がりますが)

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つまり、全ての通貨をビットコインと同程度の供給量に平準化することにより、どの程度の価格が適正なのか判断するのに役立ちます。下記がビットコインと同じ供給量に直した場合の各通貨の価格です。

通貨価格発行済み現在価格乖離率
ビットコイン(BTC)120万円1700万120万円-
イーサリアム(ETH)11万円9700万2万円550%
リップル(XRP)68円1000億32円212%
ビットコインキャッシュ(BCH)120万円1700万34,000円3500%
ライトコイン(LTC)3.2万円6000万9,000円355%

上記の表からわかるのは、ビットコインと同じ発行枚数だったとして、もっとも価値が高いのはリップルだとわかります。

ビットコインと比較して50%近くの価値をすでに持っていることになります。価格上昇を望めたとして、ビットコインより価値が高くなるのはかなりの至難の技だと考えられることから、他の通貨よりも上値が重くなると推察できます。しかし、あくまでビットコインとの比較ですので、市場全体が拡大すれば、リップルの価格も上がっていきます。下記リンクでリップルの本質的価値については詳しく解説しています。

リップル(XRP)は本質的には無価値なのか? ユーティリティから価値を考える

一方でイーサリアムは現状では、まだまだ成長余力があります。ビットコインと同様の発行枚数ならば7万円付近が理論値です。イーサリアムの拡張性や将来性を考えればまだまだ成長余力があると考えます。下記リンクで、上昇する理由について記載しています。

イーサリアム(Ethereum)の今後の価格予想-2019年に15万円に到達する理由-

一方で、ビットコインキャッシュやライトコインなどは、価値を維持できているとはもはや言えるレベルではないほど下落していることがわかります。これだけ市場に見放されている現状を見る限り、価格の回復は余程の大きな転換がない限りは難しいと考えます。

まとめ

時価総額の高い5つの主要な通貨を発行上限の観点からまとめました。

初めて仮想通貨に触れる方は、安い通貨は買いやすいと単純に判断して購入してしまうケースがよくあります。しかし、通貨の価格は発行している枚数によって大きく変動します。

大量に発行されていればそれだけ価値は、薄まりますし、発行がほとんどされなければ価値が高くなります。しかし、発行枚数が少ないからといって価値が維持されるわけではありません。みんなが無価値だと思えば価値は下がるわけです。

仮想通貨の価格を判断する上で重要なことは、発行枚数はもちろんですが、その通貨の本質的な価値が何かを絶えずみる必要があります。開発されていない通貨は価値が維持できないでしょうし、一方で開発が活発な通貨は期待が持てます。日々の動向をチェックすることが、仮想通貨の価値を考える上では非常に重要な要素なんですね。

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