誰でも分かる!ビットコインSegwit2x 図解付き

2017年11月16日にSegwit2xと呼ばれる分岐(フォーク)が行われます。
Segwit2xとは一体なんなのか、誰でも分かるように解説します。この記事を理解するためにはビットコインの仕組みを理解している必要があります。下記リンクで解説しています。

【図解付き】誰でもわかるビットコインの仕組み

Segwit2xとはビットコインの分裂

まずSegwit2xはどのように読むのでしょうか。呼び方はセグウィットツーエックスと呼びます。
Segwit2xとはビットコインのブロックサイズを1メガバイトから2メガバイトに変更するアップデートです。

なぜこのようなことをするのかというと、取引処理を迅速化したいという意図があります。近年ビットコインの取引量が膨大に膨れ上がり、取引処理が遅延しているためその解決方法として考えられました。

リプレイプロテクションのない分裂

Segwit2xは、過去行われたビットコインキャッシュやビットコインゴールドの分裂とは本質的に異なるものです。なぜならSegwit2xは、リプレイプロテクションという機能を持たないまま分裂を行おうとしています。リプレイプロテクションとは分裂前の仮想通貨分裂後の仮想通貨の取引が全く別のものとして認識できる機能を持っているということです。

リプレイプロテクションを持っていないとどのような問題が起きるのでしょうか。
それはつまり、ビットコイン2xコインでの取引が同じものとして認識される恐れがあるということです。

下記の図をみてください。AさんはBさんに1ビットコインを送る取引をしたとします。悪意のあるユーザーが同じ取引を2xチェーンにも投げます。すると取引が成立してしまいます。Aさんは2xコインを意図せず盗まれるということになります。

マイナーVSコア開発者

ここである疑問が生まれます。「なぜリプレイプロテクションのない、市場が混乱しかねない分裂を行おうとしているのか」という点です。

それはマイナー達の80%以上はSegwit2xを支持している一方で、ビットコインを開発しているコア開発者は反対しているという血みどろの争いがそこにはあるからです。マイナーの支持率は現在81%ほどです。マイナーは新たな2xコインだけ残したいと思っています。

参考:https://coin.dance/blocks

無視することができないマイナーたち

コア開発者はマイナーを無視して、ビットコインを開発していけば良いのではないか」という疑問が生まれますが、マイナーは無視できない存在です。
その理由を説明するには、ブロック生成の難易度調整機構に触れなくてはいけません。難易度調整機構とはマイナーがブロックとブロックをチェーンで繋げる解読難易度を10分に調整される機能のことです。マイナーが増える、CPUの性能が向上すると解読時間が10分より短くなっていきます。ビットコインでは解読時間をおおよそ10分になるようにブロックを繋げる難易度を定期的に調整しています。

下記図のようにマイナーの数が多い方がハッシュパワーが高くなり、ビットコインのブロック生成難易度が高くなるという図式が成り立ちます。

簡略化のためにマイナーと今まで呼んでいましたが、実際にはマイニングプールと呼ばれる多くの集団がひとまとまりに集まって、マイニング報酬を分配しています。マイナーたちがチームを組んでおり、チームで勝利を収めると報酬が分配されるイメージです。

ちなみにマイニングプールのハッシュパワーの分布は現在は下記の通りとなっています。

参考:https://coin.dance/blocks/thisweek

話を戻すと、マイニングプールの80%以上がSegwit2xに賛成しています。そしてハッシュパワーがSegwit2xコインに奪われると想定されます。ハッシュパワーが低下するとビットコインのブロック生成スピードが低下します。難易度調整機構によって10分で調整されていると説明しましたが、急激にハッシュパワーが低下することを想定して作られていません。
つまりSegwit2xが起こると、ビットコインのブロック生成スピードが一気に低下し、ビットコインの機能が正常に動かなくなるため、マイナーは無視できない存在なのです。

またマイナーが分散した場合、51%攻撃を受けやすくなるリスクもあります。51%攻撃については誰でもわかるビットコインの仕組み 図解付きをご覧ください。

まとめ

まとめるとSegwit2xでのリスクは大きく二つあります。

  1. リプレイプロテクションを持っていない、危険な分裂である
  2. マイナーの80%以上が支持しているため、ハッシュパワーが分散しビットコインが機能不全になる。また51%攻撃のリスクが高まり信頼性が低下する。

よって、ビットコインキャッシュ、ビットコインゴールドの分裂とは本質的には異なるマイナーを巻き込んだ分裂です。そのためかなり市場は混乱する恐れがあります。

個人的見解ですが、日本はかなり楽観視されている傾向にあると言えます。現にビットコインの保有比率は日本が圧倒的に高くなっている一方でアメリカは徐々に減っていっています。この危機を乗り越えれるかどうかでビットコインの未来が変わってくるといっても過言ではありません。慎重に動向を見守る必要があると考えております。

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