徹底比較 リップル(ripple) vs ビットコイン(bitcoin)

リップルはビットコインの弱点を補った仮想通貨だと言われています。本記事ではビットコインとリップルでどのような違いがあるのか徹底検証します!

リップルとは

リップルとは、金融取引を行うためのインターネットプロトコルです。インターネットプロトコルとは、インターネット上で通信を行うための一連の規則やルールのことです。

インターネットプロトコルの実例

  • HTTP(Hypertext Transfer Protocol)は、ウェブサイトを構築して共有するための一連のルール。
    HTTPの発明は World Wide Web をもたらしました。
  • SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)は、インターネット上でメッセージを送信するための一連のルール。SMTPの発明は、分散ネットワークを横断して電子メールを送信することを可能にしました。

かつてコンピュータ上のメッセージのやり取りは、独自の規則を設けたクローズドなネットワークでやり取りを行なっていました。SMTPの登場により通信の規格は統一化され、全てのコンピューター同士でアクセスが可能になりました。

銀行の送金システムは非常に古く、SMTP登場以前の電子メールのシステムに非常に似ています。各国の銀行と銀行は異なったプロトコルで運用され、送金コストは非常に膨大です。リップルの分散型ネットワークを用いて、非常に低いコストで素早く送金を行うことが可能となります。

徹底比較 リップル vs ビットコイン

よく言われるのは「ビットコインは仮想通貨、リップルは決済システム」で異なっていると言われていますが、ビットコインもリップルも決済システムです。サチシナカモトの論文にもelectronic cash systemと書かれているように、ビットコインも電子マネー決済システムでありそこの違いはありません。
本章ではリップルとビットコインで一体どういった違いがあるのか詳細に比較します!

【違い1】台帳管理システム

ビットコインは台帳をブロックで管理するブロックチェーンを用いています。Rippleはブロックチェーンではなく、より広義の意味を持つ「分散型台帳」(distributed ledger)を用いています。リップルではこの分散型台帳は「XRP Ledger」と呼ばれています。

【違い2】承認システム

ビットコインの承認システムは、プルーフオブワーク(Proof of Work)という仕組みを用いています。直訳すると仕事量による証明です。より仕事を多くした人が報酬を得ることができます。しかしながらこのシステムは、消費電力が膨大になる問題が存在します。同じ決済システムのクレジットカードと比較すると1つの決済にかかる消費電力は5000倍と言われています。

Christopher Malmo氏がウェブメディアのMOTHERBOARDに発表した数値では、2015年時点でビットコインのトランザクション1回あたりに必要な電力量は米国の平均的な家庭が1日に利用する電力量の1.57倍に相当するという。つまり、ビットコインで何らかの行為をするたびにそれだけの電力量が世界のどこかで消費されているということだ。同様に決済時に電力を利用するクレジットカードと比較すると、クレジットカードの約5千倍に以上に相当するという。

電力消費から見たビットコインの持続性

リップルは、プルーフオブコンセンサス(proof of consensus)という承認システムを用いています。
ビットコインブロックチェーンとは異なり、コンピューター計算による取引の承認(マイニング)を行うのではなく、承認者(validator)による投票で承認が行われます。ここでは、80%以上の承認者が有効と判定した取引のみを台帳に記録しています。この仕組みにより、数秒以内という非常に速い時間で、余分な電力の消費もなしに、取引を承認することが可能となっています。

承認者はリップル者が選定したUNL(Unique Node List、ユニーク・ノード・リスト)が行なっているため、部分的に中央集権化されていると言えることができます。しかしながら現在はリップル社が選定していますが、今後は第三者機関が選定するよう移行しようとしています。またUNLの数を増やすことで安全性を担保しようとしています。

ビットコインが中央集権でないかというと厳密にはそうではなく、一部のマイニングプールの寡占化が進んでおり、また経済合理的に動くため、必ずしも利用者に不利益が被らないとは限りません。

【違い3】通貨の役割

BTCは価値の保存としての意味合いが強いですが、XRPは各国の通貨や仮想通貨の間の橋渡しをするようなブリッジ通貨としての意味合いが非常に強いです。ビットコインは金、XRPはドルとイメージしていただければよいでしょう。XRPは各国の通貨間の橋渡しをすることで、無駄なコストを省き迅速に取引を可能にすることができます。

XRPでのコストの削減に関しては公式のPDFで詳しく知ることができます。

銀行のコスト削減例(公式PDF)

【違い3】決済スピード

ビットコインはプルーフオブワークという仕組みを採用しているため、決済に必ず10分かかります。一方でリップルは選定された承認者が承認を行なっているため決済は数秒で終了します。すぐに送金を確認できるという点では割り勘などもキャシュレスで行えるなど、ビジネス的な広がりが大きいと言えます。

【違い4】発行通貨数

ビットコインは発行通貨数が2100万BTCと定められており、発行数量は逓減していくように設計されていますが、リップルの場合は1000億XRPがすで発行済みです。

【違い5】通貨の入手方法

ビットコインの通貨の入手方法は、マシンパワーを使ったマイニングという方法で行われていますが、リップルWorld Community Gridと言われるガンなどの研究開発に貢献するとXRPがもらえます。(※現在は配布を終了しています

まとめ

リップルとビットコインの違いをご理解いただけましたでしょうか。リップルはビットコインの決済スピードの遅さとスケーラビリティ問題、電力消費の問題を解決した決済システムです。

リップルの価格はどうなるかわかりませんが、間違いなく将来性のある通貨だと私は考えています。ビットコインは保存手段として、リップルはブリッジ通貨として十分に共存できると考えています。

リップルの購入ならコインチェックがおすすめです。



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