イーサリアムクラシック(ETC)の今後・将来性 -本質的な価値はゼロなのか?

イーサリアムクラシックは、イーサリアムのフォークコインとして誕生した仮想通貨です。

The DAO事件と呼ばれる、65億円にも上る巨額流失事件が起きたことがきっかけで、イーサリアムクラシックが誕生しました。

この記事では、イーサリアムクラシックの今後の展開や将来性について考えていきます。なぜイーサリアムクラシックには価格が付いているのか?について考え、さらには、イーサリアムクラシックが本質的価値はゼロだということを説明していきます。

イーサリアムクラシック(ETC)誕生のきっかけ

イーサリアムクラシックは、2016年に起きたThe DAO事件をきっかけに誕生しました。

The DAOは、本家のイーサリアムで作られた分散型アプリケーション(dApp)です。イーサリアムはスマートコントラクトという機能を提供することで、様々な分散アプリケーションを作ることができます。

具体的なイメージが難しいと思いますが、下記のリンクにて実際にイーサリアムを用いて作られたdAppを紹介しています。

イーサリアムの実用化例と使い道。ユーザー数の多い5つのdAppsからわかる将来性。

ご覧いただくとわかる通り、ゲームから取引所まで様々なサービスを作ることが可能です。The DAOもそれらアプリの中の1つであり、ベンチャー投資のための機能を提供するべくして誕生しました。

ハッカーたちは、このアプリの脆弱性をついて、65億円相当のETHが盗みだしました。この事件は、The DAO事件と呼ばれ、イーサリアムクラシックの誕生へと向かいます。

The DAO事件への対応でコミュニティの意見が対立

The DAO事件への対応方法について、開発者コミュニティは下記の2つの意見で対立しました。

  1. 65億円の損失は一切せず、そのままブロックチェーンを継続する
  2. 65億円の不正送金ブロックを無効にし、ブロックチェーンを巻き戻す。

両者2つの対応で導いた結論は❷です。

チェーンを巻き戻して、ハッキングを無効にするという対応が、開発者コミュニティで90%以上の賛同を得たため、可決されました。しかし、一部の開発者が、この対応が中央管理的であり、理念に背くと反発しました。

そして、イーサリアムのオリジナルチェーンを、分裂(ハードフォーク)させて誕生したのがイーサリアムクラシックです。

イーサリアムクラシックとは何か?

イーサリアムクラシックとは、イーサリアムと比較して独自の性能を持つわけではありません。

上記で説明した通り、あくまでThe DAO事件への対応をめぐり、反発した人々が作ったオリジナルのコピーにすぎません。

この記事では、そのような理由からイーサリアムクラシックの機能説明は省きます。知りたい方は下記リンクの本家イーサリアムについての説明をみてください。

イーサリアム(ETH)の特徴と仕組み – スマートコントラクトを徹底解剖

再度強調しますが、イーサリアムクラシックはイーサリアムのコピーにすぎません。

イーサリアムクラシックは開発者がいない

イーサリアムクラシックは、イーサリアムのコピーとして分裂し誕生しましたが、イーサリアムよりも圧倒的に開発が遅れています。また性能面でも劣ります。

その理由は、開発者コミュニティの貧弱さです。

イーサリアムやイーサリアムクラシックは、有志の人が開発するオープンソースプロジェクトです。そのため、開発者が存在しなければ、欠点を補い、さらなる性能向上を望むことはできません。

考えてみれば、イーサリアムのThe DAO事件の対応は、90%以上の「開発者の」賛同を得て可決したはずです。それすらも受け入れず、分裂したわけですから、そもそも開発者コミュニティが貧弱な状態で開始したわけです。

また最近では下記のような記事が公開されています。

参考 イーサリアムクラシック(ETC)開発チーム「ETCDEV」が解散 資金繰り困難が原因かCRYPTO TIMES

イーサリアムクラシックは、開発者がすでに誰もいない状態な訳ですから、どう考えても本質的な価値はないと言わざるをえません。少なくとも開発者が潤沢で、改善を繰り返しているイーサリアムの本家よりは、比較にならないほど価値が低いです。

イーサリアムクラシックの将来性

イーサリアムクラシックの将来性は、本当に暗いものになるでしょう。

その理由は、イーサリアムクラシックを分散型アプリのプラットフォームとしては、使えるものになることは、もはや望めないからです。

本家のイーサリアムですら、下記のような問題をいまだに抱えており、それら問題を解決するためのアップデートが検討されています。

  1. スケービリティ問題を
  2. 処理速度やレイテンシーの問題

上記の問題解決のためにイーサリアムはキャスパー(POS)プロトコルへ最終アップデートをする予定です。下記のリンクにてキャスパーについて詳しく解説しています。

イーサリアムのキャスパー(Casper)とは何か?わかりやすく図解

つまり、現状で開発が止まってしまったイーサリアムクラシックは、問題点を抱え、多くのプロダクトに活用される未来が、閉ざされた、古い遺産のようなプロジェクトです。土が被り草が生え、誰も知らない通貨になる未来はすぐそこです。

イーサリアムクラシックに値段がつく理由

では、なぜイーサリアムクラシックに値段が付いているのか疑問に持つ方もいるでしょう。

しかし、この疑問自体が仮想通貨の世界ではあまり意味のないものです。というのは、全く開発がされていなくても、価格が付いている通貨が多数存在し、投資されているからです。

その理由は、投機としておもちゃにされている側面が大きいです。価格が低い通貨ほど、少額の投資で簡単に価格を操作することができます。

釣り上げる事で本質的な価値を考えずに投資する無知な人も多く存在します。つまり、イーサリアムクラシックの本質価値は、投機としての魅力のみで、バブル相場が崩れると同時に限りなく無価値に近づくでしょう。

実際に2018年のバブル崩壊で、真っ先に値崩れしたのは、これら通貨なのは明白です。

投資するなら本家のイーサリアム

ここまで説明して、私が言えることは、本家のイーサリアムに投資すべきということです。

イーサリアムは開発者たちに支持され、活発に開発がされています。下記の画像が、開発状況(Gitのコミット数)を可視化したものです。かなり活発に開発されていることが理解できます。

参考:CryptoMiso

結局のところ、まだ問題を抱え開発途上の通貨であればあるほど、開発者コミュニティの活発さが、本質的な価値な訳です。開発者に捨てられたイーサリアムクラシックは、無価値といっても良いでしょう。

イーサリアムは長期的には、今の10倍の15万円もターゲットだと思っています。下記のリンクで詳しくその理由を解説しています。

イーサリアム(Ethereum)の今後の価格予想-2019年に15万円に到達する理由-

投資したい方は下記の取引所Liquidがオススメです。イーサリアムを最も安く購入できる取引所です。

 

私が「イーサリアムの購入」におすすめしたい取引所はLiquid(リキッド)です。イーサリアムの国内取引高No1で圧倒的に安くイーサリアムを購入することが可能です。

 

Liquid公式サイトで登録

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください