仮想通貨EOS(イオス)の中国との関係は? 格付け1位には訳がある

仮想通貨EOS(イオス)は、イーサリアムに代わる「分散アプリのプラットフォーム」として登場しました。

イーサリアムの弱点の多くを克服したとされ、ICOでは世界最大規模の4000億円もの資金を調達しました。また、仮想通貨の格付けで1位を獲得するなど話題は尽きません。

華々しく見えるEOS(イオス)ですが、一方では暗く、怪しい噂が囁かれています。この記事では、それらについて徹底的にまとめます。

[仮想通貨]EOS(イオス)の特徴、将来性、DPOSの仕組みは? 取引所も紹介

仮想通貨EOS(イオス)とは?

仮想通貨EOS(イオス)は、分散型アプリケーション(dApps)のためのプラットフォームです。

つまり、EOS(イオス)を利用することでブロックチェーンを用いた様々なアプリやゲームを簡単に作ることが可能です。下記の画像は、DappRadarと呼ばれるサイトで、様々なDappがリスト化されています。

EOSで作られているアプリが多数存在することが理解できるかと思います。

ちなみに、分散型アプリケーションプラットフォームとして最も時価総額が高い通貨はイーサリアム(Ethereum)です。イーサリアムもEOS(イオス)と同様の機能を提供しています。

しかしEOS(イオス)はイーサリアムとは異なる二つの特徴を有しているとされています。

仮想通貨EOS(イオス)の特徴

EOS(イオス)の特徴は、開発者コミュニティによると下記の二点があげられています。

  • 取引手数料を排除する
  • 毎秒数百万の取引を処理する

一方でイーサリアムは、トランザクションが混雑すると取引手数料が高くなるスケーラビリティ問題を解決できていませんし、1秒あたり20トランザクションしか処理できません。

Visaは一秒あたり、およそ1700ものトランザクションを処理できるのと比較すると、イーサリアムはかなり心もとない性能だと言わざるを得ません。

イオスは、イーサリアムが抱える問題を解決した仮想通貨として誕生したわけです。詳しい特徴に関しては下記のリンクにて解説しています。

[仮想通貨]EOS(イオス)の特徴、将来性、DPOSの仕組みは? 取引所も紹介

仮想通貨EOS(イオス)のICO

仮想通貨EOS(イオス)のICOは、香港のBlock.oneによって、2017年6月〜2018年6月まで約1年に渡り資金調達が行われました。

多くのICOが数ヶ月で資金調達を終了するのに対してEOSはかなり長い期間かけて資金調達していたことがわかります。また資金調達の期間が長いだけでなく調達額も莫大です。その額はなんと4000億円と言われています。

日本で資金調達をしたQASHやCOMSAが100億円近くの調達額ですから、ものすごい額を調達したことがわかります。果たして何にこれほどのお金を使うのでしょうか?

ICO(Initial Coin Offering)とは?

ICOはInitial Coin Offeringの略で、仮想通貨を発行して資金調達を行う方法です。資金調達を行う際に、ホワイトペーパーというプロジェクトの概要を公開し資金を募ります。株式のIPO(Initial Public Offering:新規公開株)と比較されます。

EOS(イオス)とTether(テザー)との怪しい関係

EOS(イオス)とTether(テザー)の怪しい関係を指摘する記事が公開されました。

Teher(テザー)とは?
米ドルと完全に連動するように作られた仮想通貨。
テザー社に、顧客がUSDを預けた分だけUSDT(テザー)を発行しているため、USDとUSDTの価値が連動する。

テザー社は、過去何度も米規制当局から十分なUSDを保管していないと指摘されており、大きな問題となっていました。2018年に入り、規制当局が操作に入ったところ十分な準備金「2900億円」が用意されていたとして、この問題は沈静化したように見えました。

しかし、この準備金がEOS(イオス)によって資金調達された現金なのではないか?と疑われています。

その理由が、テザーの開発者とイオス(EOS)の開発者が同一人物だからです。さらにはイオスは十分すぎる4000億円を調達しています。足りないUSDTを埋めあわせるには十分な額だとわかります。

参考 【深層】仮想通貨界の暗い金脈 イオス(EOS)とテザーの「深い関係」?COINTELEGRAPH

仮想通貨格付けの信憑性

CCIDと呼ばれる機関が定期的に仮想通貨の格付けを行っています。

この格付けでEOS(イオス)は、継続して1位を取り続けています。この格付けでEOSを知った方も多いかと思います。しかしこの格付け自体がかなり疑わしいです。

このCCIDという格付け機関は、「中国の格付け機関」です。1位のイオスや2位のトロンなど、上位の仮想通貨が全て中国系の仮想通貨ばかりです。どう考えても自国で発行される通貨の評価が異常に高いことがわかります。

仮想通貨EOS(イオス)は投資するべきか?

仮想通貨EOS(イオス)は、性能の面ではイーサリアムを凌駕するとも言われていますし、多くのdAPPが作られています。しかし組織の透明性の観点からかなりリスクのある投資先となることは間違いありません。

格付け機関についても、あくまで中国のCCIDという機関が、中国で作られたEOS(イオス)を高評価しているだけですから、純粋な機能を評価されているとは到底思えません。

イオスはキラーイーサリアムとして登場し、性能面では「現状のイーサリアム」より高いです。しかし、イーサリアムは継続してアップデートを繰り返していますし、将来的にはイオスの性能に並ぶことは間違いありません。

下記でイーサリアムのアップデートの予定について解説しています。

イーサリアム(ETH)のロードマップ。4つのアップデートの内容と2018年以降の内容を詳細に解説。

もし、イオスがDappプラットフォームとして今後も生き残る道としては、中国国内でのDappsプラットフォームとしてでしょう。よりオープンでグローバルな優位性があるのは現在でも間違いなくイーサリアムです。

イーサリアム(Ethereum)の今後の価格予想-2020年に15万円に到達する理由-

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください