イーサリアムのコンスタンティノープルとは何か?わかりやすく解説

イーサリアムは、時価総額第2位を誇る仮想通貨ですが、実はまだ開発中のプロジェクトで完成していません。

この記事ではイーサリアムのハードフォークコンスタンティノープルについて可能な限りわかりやすく解説します。また、アップデートの予定時期も解説します。

イーサリアムの4つのアップデート

イーサリアムはまだ未完成で開発中のプロジェクトです。

完成まで大きなアップデートを4回行うことが予定されています。現在は、大きな4つのアップデートのうち3つ目のアップデート「メトロポリス(Metoropolice)を実施中です。

アップデート名称時期
フロンティア(Frontier)2015年7月
ホームステッド(Homestead)2016年3月
メトロポリス(Metropolice)2017年9月〜実施中
セレニティ(Serenity)未定

最終アップデート「セレニティ」で何が変わるのか知りたい方は下記のリンクで解説しています。

イーサリアムの最終形セレニティで何が変わるのか?価格への影響

コンスタンティノープル(Constantinople)とは?

 

4つのアップデートのうち、3つめのアップデート「メトロポリス」は、かなり大きなアップデートのため前半と後半2回に分けて行われます。

現在は前半のアップデート「ビザンチウム(Byzantium)」が完了し、後半のアップデートが行われる予定です。この後半のアップデートの名称が「コンスタンティノープル(Constantinople)」です。

アップデート名称 時期
メトロポリス(Metropolice)ビザンチウム(Byzantium)2017年9月
コンスタンティノープル(Constantinople)実施未定

つまり3つめのアップデート「メトロポリス」の後半にあたるアップデートが「コンスタンティノープル」というわけです。

コンスタンティノープルが行われる時期は予告されておらず、ブロック数の指定もありません。
しかしながら全ての改善プランが問題なく動くことを確認しているそうで、タイミングの問題かと思われます。

ビザンチウム(Byzantium)では何が行われたのか?

ビザンチウムは4370000ブロックで行われたハードフォークで、合計9個のEIPが実装されました。

EIPとは?
EIPとは、Ethereum Improvement Proposalsの略で日本語に直すとイーサリアム改善提案となります。イーサリアムはいくつもの改善プランが平行に開発されています。

ビザンチウムの主な変更点は下記の通りです。

ビザンチウムでの変更点
  • セキュリティの強化
  • プライバシーの強化

ハードフォークは無事に完了し、残すはコンスタンティノープルとなっています。

コンスタンティノープルでの変更点

開発チームからアナウンスされた内容によると、コンスタンティノープルでは4つのEIPが実装予定です。

重要なアップデートは2つのEIPで下記の内容となっています。

コンスタンティノープルでの変更点
  • EIP210:ブロックのハッシュ方法を再編成
  • EIP145:イーサリアム仮想マシン(EVM)の計算速度の向上

です。その他2つのマイナーアップデートは下記の通りです。

コンスタンティノープルでの変更点
  • EIP1014:ethereumブロックチェーン状態チャンネルを追加
  • EIP1052:スマートコントラクトのやりとりを圧縮する

これらのアップデートは、イーサリアムにとって脅威となっているプロジェクトに対抗する重要なアップデートです。

EOS、Ziliqa、およびDfinityのような優れたパフォーマンスを誇る多数の「Ethereumキラー」プラットフォームがありました。

コンスタンティノープルはイーサリアムにとって非常に重要であり、今後のハードフォークは急速に成長しているブロックチェーン業界を支えていきます。

マイニング報酬はどうなるの?

イーサリアムカンファレンスでは、次期アップデートのCasperを行うためにマイニング報酬の調整が大きな争点であると発表されました。
しかし、意見はまとまっておらず、開発者が支持するEIP1234と、マイナーが支持するEIP1295の間で争いがあります。

開発者が支持するEIP-1234

「developer png free」の画像検索結果

開発者が支持するのはEIP1234で、マイニング報酬を3ETHから2ETHに調整するという内容です。

これによりイーサリアムの供給量を減らしインフレを抑制、イーサリアムの価値を維持することを目的としています。

イーサリアムの価値が下がれば、ネットワークを攻撃コストが下がるので開発者側はセキュリティ強化のためにも、供給量を減らすことを推奨しています。

マイナーが支持するEIP1295

「miner png icon」の画像検索結果

こちらはマイニング報酬と、マイニング難易度を据え置く方針です。マイナーがこの方針に賛同する理由は、単純に収益性が下がるからです。

(最新)現在のコミュニティの方針

9/1日にコミュニティの投票でマイニング報酬を3ETH→2ETHへ変更する「EIP1234」が過半数以上の賛成で可決しました。

EIP1234が実施決定
マイニング報酬を3ETH→2ETHへ変更するアップデート

分裂騒動が起きない限りは、イーサリアムはマイニング報酬が減少することになります。

アップデート時期は?

Szilágyi氏は開発者と関係者の会合で、「EIPは主に完了している」と述べ、ハードフォークは計画どおりに稼動するとの見解を示しました。

しかしながら実施時期は未定で、最近の見解によると新たなEIPを含める形でアップデートした方が良いのではとの見解が示されています。

少ないアップデートで多くの機能を追加するか、多くのアップデートで少しの機能を追加するのが良いか議論がなされています。

リリース時期について再度アナウンスがあり次第追記させていただきます。

価格、チャートへの影響は?

関連画像

イーサリアムのコンスタンティノープルでの価格への影響は、非常に大きいです。

特にEIP1234によりマイニング報酬が減少するので、短期的にマイナーのETH売り圧が強くなると予想できます。
現在のETH価格は3万円前後を推移しており、売り圧が高まっている傾向がすでに現れ始めています。

売り圧が強くなる理由は、収益的に赤字となるマイニングプールが、手仕舞いする可能性が高まり、手持ちのETHを現金化します。またその可能性が高まりそうという市場の期待感から値を下げやすい時期となります。

しかしながら重要なポイントは、供給量が減少することはETHのインフレを抑制し、価格に好影響の変更だということです。

短期的にはマイナーの売り圧が強く下落トレンドが続きますが、長期的に見ればイーサリアムの価値は上昇していくと考えられます。

プルーフオブステークへはいつ変更する?

当初予定されていた、プルーフオブワーク(POW)からプルーフオブステーク(POS)への移行は次のアップデートとなります。プルーフオブステーク については下記のリンクで詳しく解説しています。

プルーフオブステーク(PoS)の仕組み。プルーフオブワークとの違い

こちらの変更は、より価格への影響は甚大で、イーサリアムのユーティリティ設計次第では価格に大きく影響します。Vitalik氏やイーサリアムコミュニティは優秀な開発者が集まっていますので、大きく影響を与えるような変更はないと期待しています。健全な発展が望ましいです。

下記に、イーサリアムにおけるプルーフオブステーク「キャスパー(Casper)」について解説しています。

イーサリアムのキャスパー(Casper)とは何か?わかりやすく図解

まとめ

コンスタンティノープルは、イーサリアムキラーアプリに対抗するための重要なアップデートです。

価格への影響は軽微なものになると考えられますが、長期的に見れば上昇するための布石です。

時期については、アナウンスされるまで注視する必要がありそうです。

イーサリアム購入方法は?

イーサリアムの購入ならLIQUID(旧QUOINEX)がおすすめです。取引所形式でお安く買うことができます。

LIQUID登録方法・使い方LIQUID公式サイト

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です