ビットコインの(bitcoin)の現在の送金手数料はいくら? 手数料の仕組みも解説。

ビットコインの送金にかかる手数料は、銀行送金などと異なり「あらかじめ定められた額」ではありません。

ビットコインの手数料は「市場」が決定するため価格は変動します。

この記事では、取引手数料がどのように決まるのか解説し、「現在の手数料の価格」を解説します。また実際に送金をする際に、適切な手数料額を決めるのに参考になるサイトも紹介します。

ビットコインの手数料の決まり方

ビットコインのブロックチェーンでの送金手数料は、自由市場によって決まります。誰もが自由に取引手数料を決定できますし、下手したらゼロでも構いません。

しかし、手数料を低く設定すると、送金に膨大な時間を要します。逆に高く設定すれば、素早く送金されることになります。その理由に関して、下記で順番に説明していきます。

取引の処理スピードは決まっている

ビットコインでの取引(トランザクション)の承認は、1MBのブロックにまとめられて、ブロックことに処理されます。1つのトランザクションは230250バイトなので、1MBのブロックには40004500のトランザクションがまとめられています。

またブロックの承認はおよそ10分おきに行われます。マイナーは暗号解読競争を行うのですが、その暗号解読までの時間が10分になるように難易度が調整されています。

つまり、40004500トランザクションの処理に10分間必要になるのがビットコインのマイニングの仕組みとなります。

誰でもわかるビットコインのマイニングの仕組み。プルーフオブワーク(PoW)がなぜ改ざんが難しいのか?徹底図解

マイナーが選択する取引(トランザクション)

数万件のトランザクションが存在する中で、マイナーは約4000/10分しか処理できません。そのため数万件のトランザクションの中から、1MBのブロックの中に含めるトランザクションをマイナーは選定します。

ここで出てくるのが取引手数料(Transactions fee)です。ビットコインを送金しようとしている人が任意に設定した手数料をマイナーは確認して、手数料が高いものから優先的に処理していきます。その理由は、マイナーはブロックを承認する際に、その手数料も受け取ることができるからです。

手数料が低いものよりも、手数料が高いトランザクションを処理したいという経済的インセンティブが働くため、送金処理が早く行われるというわけです。

急激な需要の増加で手数料が高騰する

ビットコインは10分あたりに4000件ほどしか取引を処理できません。つまり10分間に4000件を上回るスピードでトランザクションが増えた場合、処理されないトランザクションが増え続けます。

こうなると手数料の高騰を招きます。実際に2017年のバブル相場では、ビットコインの送金手数料が5000円もかかる状況に陥りました。

上のグラフの青い線が、バブル相場でのビットコインの送金手数料を表しています。50ドル近くまで高騰していることがわかります。

現在の取引手数料の平均

現在は、バブル相場が終わったこともありトランザクション数も落ち着きを見せています。下記のリンクからリアルタイムにトランザクションが発行される様子がわかります。

新規ビットコイン取引リストの実況更新

それに伴い、手数料の価格も落ち着きを見せています。現在は約50円(0.5ドル)の水準を推移しています。下記のリンクでリアルタイムの手数料平均を見ることができます。

Bitcoin, Ethereum Avg. Transaction Fee historical chart

送金手数料をいくらにすれば良いの?

ビットコインの送金手数料は自由に決定できるとご理解いただけたかと思います。しかし、実際にいくらに設定すれば良いのか疑問かと思います。

日々適切な手数料は変動しますし、送金に待てる時間によっても価格は変わってきます。

そこで便利なサイトが下記のサイトです。1番左側が手数料額で、それに応じてどれだけ処理ブロックが遅れて時間かかるかが右側に書かれています。

PREDICTING BITCOIN FEES FOR TRANSACTIONS

この画像を参考にしながら、送金手数料を決めていただくのが良いかと思います。

処理詰まりを解決するライトニングネットワーク

ビットコインは10分間に4000トランザクションしか処理できないという制約があります。それらを解決するためにライトニングネットワークと呼ばれるオフチェーンソリューションによって解決を図ろうとしています。

この仕組みによって、より高速な送金処理をほぼコストゼロで実現できるようになります。

【徹底図解】ライトニングネットワーク(lightning network)の仕組み

まとめ

ビットコインの送金手数料の仕組みと、現在の手数料の水準、さらには実際に送金する際にはいくらにするのが良いかまで解説しました。

銀行送金に慣れ親しんだ私たちにとっては、取引手数料が変動することに戸惑いがあるかもしれませんが、早く送金したいのか、遅くても問題ないのかといったニーズに合わせて価格が設定されていると思えば非常に便利な仕組みかと思います。

送金手数料は変動するのが当たり前の時代になるかもしれません。

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